当院でご出産された方の声
「お産をすると女性は詩人になる」
当院では、ご出産された方にお産の感想という手記を書いていただいています。
あふれる思いが記されたそのノートを読むと、お産をいうパワフルな体験が人に何かを書かせずにはいられなくさせるのだなあ、と感じます。そして、どの文章もとても素敵なのです。
(なかには、いろんな思いがありすぎて文章にできなかった、という方もおられます。言葉にできないというのも、また素敵ですよね。)
文章に限らず、強い感動やよい経験は人を表現者にさせるのかもしれません。
ちなみに、実際に詩を書かれた方はまだお見受けしていませんが…これから出産予定の方、ぜひ!
ちなみに、こちらでご紹介する文は、当院で発行している「めぐみ通信」用に一部省略・編集が加わっています。許可のとれたご感想は、原文も写真で添えております。
「お産」も「食事会」も最高の想い出♡
1人目の出産は産婦人科の病院でした。2020年コロナ禍真只中で、孤独・不安・
会陰の痛みを1か月くらい引きずりました。今回の妊娠で、めぐみ助産院が
あるのを妹から聞き、調べたり、コラムや先生の本を読んだりして、
「産後直後に歩ける人いるの⁉正座できる人いるの⁉」と衝撃で、めぐみ助産院で
産もうと決めました!
お産当日、噂の階段昇降。運動は好きじゃないけれど、言われた通り
頑張りました‼
3人の助産師さんに見守られ、励ましてもらい、終わったころには
体がとてもしんどいのに、心は温かい気持ちで涙が止まらなかったです。
この時点で(まだ産んでないけれど)「めぐみ助産院を選んで良かった―」と
思いました。病院じゃこんなことないですもんね!
途中痛みに負けそうになりましたが、小松先生や関山先生が「上手だから、
落ち着いて!」と声をかけてくれて、夫は力強く私の体を支えてくれて、
そんなチームワークに励まされながら、ようやく赤ちゃんに会うことが
できました。感動とかわいさと嬉しさとほっとした気持ちなど色んな感情で
泣けました。産後の痛みは、前回よりもとても軽く、夫も家族も、私の産後の
元気さに驚いていました。
夫と私の両家族、小松先生、関山先生と全部で大人14名・子ども2名で
過ごした「食事会」はとても盛り上がり、「本当にここで数日前出産したんだよね⁉」と、まるで親戚の家でお正月を過ごしていると錯覚するそんな雰囲気でした。最高の思い出です。
(2023年6月16日 前田佳那 二人目)
5 人目は自宅で♡
赤ちゃんは、やっぱりすごい!!
『あぁ、ひっかかってる・・・』
『これはまたアレかも・・・』
いきみの中でよぎる、2 番目の子のときの回旋異常。
時間がかかると赤ちゃんが辛くなるのがわかった。
「こういうときこそ・・・」
と赤ちゃんと自分の身体に耳を澄ませてゆだねて、
私の安産の呪文とイメージをいきみの陣痛の合間に行う。ふつうは、「花のつぼみが開くように・・・」とか言うけれど、私には全然シックリこなくて・・・
「海に浸かった洞窟」これがピッタリ!!
そして「私は大きくなる、大きくなる」と唱える。これで道(産道)が開く。
あとは、波が来たら火事場のクソ力!!(笑)
赤ちゃんはやっぱり回旋異常、おでこからでてきた。そして、へその緒が首に1周、体に2周。へその緒は95㎝(平均 50 ㎝らしいので約 2 倍!)
きっと首がしまらないように上手にでてきたのだな、
「異常」なんて言葉はナンセンス。必要があってそうなっている。
赤ちゃんは一番良いときに、一番良い方法でやってくる。と、あらためて赤ちゃんはすごい!!
私はもちろん(笑)、パパと 4 人の子どもたちもよく頑張って良いお産。
また賑やかすぎる楽しく嬉しい日常が続きます。ありがとうございました!
(2022 年 12 月 島田 梨絵 5人目)
「助産院で本当に大丈夫か?」
これは、妻が「自分自身の生まれためぐみ助産院で産みたい」
との意思を明確にしたあと、僕の脳裏に過ぎった感情でした。
何より妻が快適に産めることが最優先なので反対する気はありませんでしたが、
僕自身が帝王切開で生まれ、幼少期には病院のおかげで一命をとりとめた入院経験もあり、
「病院の方がいろいろと安心じゃない?」という不安が浮かんだのでした。
ですが、そのあと本を読んだり色々と調べてみて、
・緊急で医療措置が必要になれば、提携した医師、病院に搬送される決まりがあること
・病院で産むと、本来不要なケースにも促進剤や会陰切開などが行われたりと、実は母子へのダメージがそれなりにあること
などを知り、納得して、助産院でのお産に臨むことができました。
「人類はここまで何百、何千万年と子どもを産み続けてきたのだから、近代医療を必要とするイレギュラーが検知されるまでは、自然な生命力に任せてみよう」というのが、僕の結論でした。
当日は、陣痛が始まってから生まれるまでずっと妻と居られましたし、微力ながら、
一戦力としてお産に参加したことで、単純な「立ち会い」以上に、一緒に大仕事を成し遂げたように感じられて、ここで産んで良かったなぁと思っています。
(橋本拓也パパ2022年11月 男の子出産)
第4子にして念願の自然分娩と水中出産ができました
第1子から第3子までは地元の病院で出産しました。ただ、第3子の時、助産院で自然なお産をしてみたいなあという想いを持っていたのですが、その時に問い合わせた助産院で、「これまで2子共予定日を超過しているし、3子が予定日を一週間以上空いていたり、赤ちゃんの体重が重すぎると(大きくなりすぎると)最終的に提携先の病院での出産になります」という言葉を言われ、悩んだ挙句、地元の病院でいいかと自然分娩をあきらめていました。
そして、第4子妊娠発覚。今回はこれまでとは状況が色々と違っていました。長男が小学生(=県外の地元に一緒に連れて帰れない)、コロナ禍でどこの病院も立ち合い出産が出来ない。体力的にも年齢的にもきっとこれが最後の出産になるだろう。これまでのいろんな想いやこれからの家族のことをたくさん考えて、悩み…今回は「自然分娩がしたい!!」と日に日に想いがつのっていました。でも、第3子の時に見学にも行き、相談させてもらった助産院に電話をかけたのですが、電話越しに言われたのは前回と同じ言葉…。助産院で産みたいのに、ここで!という気持ちになれず、でも遠くでもいいから、絶対に探してみせる!という気持ちで必死にネットで探しまくり…「めぐみ助産院」を見つけました。気持ちは必死だったので、まず電話!とすぐその場で電話。出てこられたのは、恵美さんでした。聞かれてもないのにこれまでの想いを電話越しにだらだらとしゃべりだす私。しゃべりすぎるのは良くない性格と分かっていつつ…それでも恵美さんは話を聞き終わった後、「大丈夫です!大橋さんのお声の感じで、ちゃんとうちで産んでもらえるって私、思いますよ」としっかりとした声で言って下さったんです。その電話で、もうここに決めた!ここで絶対産む!と気持ちが初めて固まりました。本当にあの時の瞬間のことはずっと今も忘れられません。恵美さん、有難う♡
その後、助産院を初めて訪れ、とし子先生にお会いしたときより気持ちがしっかりと。ちゃきちゃきと物事をはっきりと言われるとし子先生になら、安心しておなかの赤ちゃんを取り上げてもらえると確信しました。そして、厳しさと優しさのある先生の言葉で「よし頑張ろう」と毎回気持ちが強くなりました。4人目ということもあって、これまでにないほどあっという間に日々が過ぎましたが、あの満月の夜、自分の力と赤ちゃんの力を信じて、この場所でお産を無事終えることが出来て、本当に心から感謝です。
- 今回私は初めて促進剤を遣わず、本当の陣痛だけで産めた!自然分娩の中でも水中出産がしたかった!この2点の喜びが大きかったです。 ( 大橋瑛子さま 2021年9月 女の子出産)
自分とみんなでこの子を産んだんだ
友人の紹介でめぐみ助産院に出会いました。最初は助産院と病院の差もあまりわかっていませんでしたが、めぐみ助産院のアットホームな雰囲気、家族のように接してくださる先生方に、第一子からこの助産院に出会えてラッキーだったなと思いました。
一度だけ病院に健診へ行きましたが、流れ作業の中威圧的な診察でした。めぐみ助産院の先生方は、出産のことだけでなく、身の回りのこと、小さなことも色々教えて下さりました。
出産の日までの間、健診はもちろんですが他にもパン作り教室やマタニティヨガ、マタニティエステ、500円ランチも大好きで、先生方と絆を深めることもでき、楽しいマタニティライフを過ごすことが出来ました!
予定日9/18の前日夜から生理痛のような軽い陣痛から始まりましたが、とても微弱でなかなか進まずそのままおさまったり、強まったりを繰り返していました。3日間ずっと寝られてないのと痛みが少し強まった気がして、夫とめぐみ助産院へ。子宮口4cmでしたが入院が決まり、赤ちゃんに会いたい気持ちで階段昇降!母と姉も来てくれてみんなで乗り切り6cmまで開きました!そこからは陣痛との闘い・・・一緒に泊まった夫は痛みが来るとずっと腰を擦ってくれ、夜中にもかかわらず助産師の梅さんもずっとマッサージしてくれました。痛みに耐え続けているとトイレへ行ったとき、軽く破水していることがわかり、先生の内診で破水させそこから今までにない痛みの中体を動かし、数時間耐えやっといきむことが許されました。
20回ほど死に物狂いでイキんで、やっと赤ちゃんに会えました。
初産ということもあり、ここまできついものだと思っていませんでしたが、今まで家族のように接してきていただいた先生方、最後の最後まで辛そうな私を見守ってくれた夫。一人ではできなかったと思い、赤ちゃんを見た時ものすごい感動がありました。サポートしていただきながら、自分で・みんなでこの子を産んだのだと振り返ると、涙が止まりませんでした。とても辛かった出産でしたが感動は人一倍大きい出産が出来たと思いました。( 友山直美さま 2021年9月 第一子 女の子 出産)
私がしたいお産ってなんだろう。人生で最後のお産にするつもりなので、考えました。
今回の妊娠は正直想定外で出産するのもどうするか悩みました。(コロナで夫が在宅勤務になり、家で趣味のミシンを生きがいとしていた私はストレスでどうにかなりそうでした)
他の病院で妊娠確定を告げられ、赤ちゃんの心臓が動いているのを見た時、生むことを決意。
私はどんなお産にしようと考えた時、2人を産んだ実家近くの病院を思い出し、感覚的に「嫌。」と思いました。(予約をしても何時間も待つのが普通で、診察は味気ないもの。どの先生に赤ちゃんを取り上げてもらうのか出産当日まで分からない)
私がしたいお産ってなんだろう。人生で最後のお産にするつもりなので、考えました。
① 自然分娩。(最初は無痛を考えましたが、妹が流産をして麻酔をした時に、薬が身体に合わずに頭痛が続いたという話を聞いたり、促進剤を打ってくる陣痛は自然ではないから耐え難い痛みと聞いたりして、私の望みはこっちじゃないと感じた)
② 水中出産してみたい。(痛みが和らぐらしいし、妊娠中つわりで苦しい時もよく湯舟に入ってリラックスしていたから。あと、芸能人がやっているイメージでカッコイイ、やってみたい。
③ 病院じゃないところ!助産院で産んでみたい!
これも妹が見ていた助産師さんのYouTubeチャンネルを教えてもらったのがきっかけ。病院以外で産む選択肢があることを知りました。
大きな産婦人科への疑問があったために、パソコンで検索して家から近くにあるめぐみ助産院を発見!(なぜ母乳によくなさそうな洋風とか中華が入院食に出るの?赤ちゃん取り上げてほしい先生をなぜこちらは選べないの?下手すりゃ初めましてのドクターにどう命を預けたらいいの?) 電話をする前からもうここで産むと5割決めていて、とし子先生に「あなたに会うのを楽しみにしています。」と言われて電話を切った時この妊娠で初めてワクワクしたのを覚えています。
≪妊娠中≫2人目出産から7年、色々忘れていたので初産のように過ごす日々。常に気持ち悪い、吐き気がする、つわりは初体験でした。落ち着いてからはよく歩きました。朝5:30~6:00に起きて、一時間ほど散歩。上2人の時、10㎏以上体重が増えて、増えやすい自分の体というのと、7年ぶりの出産で若さも体力もないし、またあの大変な出産・産後・・・とビビッていました。(あと絶対病院で産みたくない)妊婦健診では先生に夫婦喧嘩・親子喧嘩の話を聞いてもらったりして過ごしました。
≪出産≫3人目だし、すごい歩いて私頑張ったし、予定日より早く赤ちゃんに会えるし、すごい安産に違いない!ってナメてました。実際は予定日より4日遅れて出てきました。(9/25朝8:00)。9月25日の夜は先生の都合が悪かったので「先生に取り上げてほしかったら9月24日に出ておいで」とお腹に話かけました。9月25日深夜2:30~陣痛らしきものを感じて来院。
子宮口4㎝。「しんどくなったら教えて」と言われて部屋に一人になった時、じっとしているよりも動いていた方が気がまぎれたので部屋の中ウロウロ、グルグル歩いてかなり痛くなってきた朝7:00。先生が見に来てくれて内診。子宮口まだ6㎝…うそ~もうムリガックリって感じでした。そこからお風呂に入らせてもらい(この時の温かいお風呂、天国かと思った)ズンズン痛くなってきて、家にいる家族を呼び出してからが辛かった。痛くて体がブルブルふるえ、浴槽の中で腰が浮いてきちゃう。力を入れたいけれど家族がまだ来ない。(家からタクシーで5分くらいなのに、自転車で来た家族よ…。空気よんでくれ)やっと家族来た。先生に「イキみたい?」と聞かれてももう何だか分からない。早く終わらせたいけれどもう訳わかんない。ハサミみたいなので、破水してもらってイキんでいいよって言われても、もうどうしていいのかわかんない私に的確にアドバイスをくれて数回イキんだら出てきました。
3人目にして初めて胎盤をみせてもらってへその緒を息子に切ってもらいました。(なんて貴重な体験をさせてもらったんだろう)
野生動物は赤ちゃんを産んだ後、胎盤を食べるという話を息子(小4)にしたら自分も食べてみたいと言うことを先生に健診の時に話したら「いいじゃん食べよう」とまさかのリアクションを頂き、そのこともちゃんと覚えていてくれて、食べる分の胎盤を切り分ける作業も見て笑っちゃいました。(色々ありえなすぎて、大病院では出来ないこともたくさんしてもらった)
会陰も切れたけど、縫うほどじゃない程度で産後の体のダメージの軽さに驚いています。最後の数回しかイキまなかったからか全身筋肉痛でもないし。産後すぐに「赤ちゃんかわいい」と思えるのも体のダメージが少ないからだと思います。
助産院で産めて本当にラッキーでした。入院中に出てくるご飯に毎回「最高か」と感じかみしめて頂いています。(助産師さんって料理上手な人しかないのかなっていう位、先生、梅さん、めぐみさんの料理すべて美味)久しぶりの赤ちゃんかわいいです。3人目は、孫のようにかわいいって人から言われて本当かよって思っていましたが、本当みたいです。クルクル頭の回転の速い先生と回転の遅い私。たまに会話がかみ合ってない時もありますが(すみません)今後もこのご縁が続きますように願っています。長々と失礼致しました。
追伸 「入院中って何してるの?スマホいじり?」「お見舞い行く時仕事用PC持っていっていい?」と私に聞く夫へ。かわいい赤ちゃんと出会わせてくれてありがとう。ここで産ませてくれてありがとう。
( 徳永美央さま 2021年9月 女の子出産 )
『日常の中にある』という、最高の幸せ
前回の出産から7年のブランク、その間2回の流産、43歳の高齢出産、また他の助産院で断られた経緯もあり、私の中の出産は「異常なもの・大変なもの」というイメージでした。周りに話しても「助産院?大丈夫?」という反応で益々不安になる始末。更につわりが酷く入院し、朦朧と過ごした妊婦期間でした。「私が産む」という覚悟ができているんだろうかと不安になり、何もできない自分を責めることが多かったです。
そんな中、小松先生が「赤ちゃんがお休みさせてくれてるのよ、堂々と休んだらいい」と仰ってくださった時、涙が出るほどホッとしました。
私が助産院で産みたかったのは、夫と息子に、家族が増えることを一緒に体感して欲しかったからです。コロナ禍で立ち合い出産はおろか面会すらできないところ、毎回の検診でも先生は丁寧に説明してくださり、希望が叶ったことが最大の喜びです。出産時、息子は実は少し怖かったそうですが、家族が増えたことを実感したのでしょう、今でも「かわいい、かわいい」と言って学童から帰ってくると一番に顔を見に行きます。息子が怯えることなくいられたのは、先生がよく話しかけてくださったからだと思います。
また、助産院での出産は、私のイメージを大きく変えてくれました。先生が「いきまずに産もう。早くてお昼には出てくるかな」と仰った時、前回丸1日かかって出産した私にはイメージがわかず、とにかく先生に従おう・・・と思ったのですが、途中で「そうではなく、私がそう『産むんだ』!」と気持ちが変わりました。これが覚悟だったのだろうと今は思います。
本当に、数回いきんだだけ、たった2時間半で出てきてくれるなんて、今でも信じられないくらいです。これは出産だけに限ったことではなく、人生において全て『自分で覚悟を決めてそう強く思わなければ、何事も実現しないんだ』と実感しました。
また、産後も赤ちゃんと常に一緒にいることができ、セミや電車の音、夏の風を感じて過ごせることがたまらなく贅沢に感じました。病院だと、今日の天気すら分からないのです。この『いつもある日常』の中でこの子が生まれてきてくれたことが、生きるものの本来の姿なんですね。そのことが、とても愛おしく感じました。
私の身体の準備をサポートしてくださったヨガの小糸先生、夜中に温かく楽しいお話をしてくださった梅ちゃん先生、不安な私に安心感を与えてくださっためぐみ先生にも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
そして小松先生、とんちんかんなことばかりしていた私に、退院後まで熱く指導してくださったこと一生忘れません。病院だと「ミルク足してね」で終わりで縁が切れてしまうところ、ここまで親身になって寄り添ってくださり、あかちゃんのことを一番に考えてくれているのは先生なのではと思わざるをえません。
これがプロなんだな・・・と感じました。本当に、本当にありがとうございました。教えてくださったことを心において、これからもこどもたちを大切に育てていきます。(J.Iさま 2021年 男の子出産 )
にぎやかで楽しい妊娠&入院ライフ
今回私は子待ち助産院では2回目で3人目の出産でした。前回出産した時に小松先生から「30代のうちにもう1人産めるといいね」と言われ、幸運にも本当に30代最後の年に、出産することができました。前回の反省?を活かし、今回はちゃんとウォーキングを頑張ったり、先生の本を読み返し、自分の体づくり、心構えなど、もう一度見直しました。妊娠中はとても元気で、周りが心配するくらい、上の子供たちとあちこちでかけ、ちょっと無理もしちゃったかもしれません。産まれてきた赤ちゃんが最後苦しかったのか、ちょっとチアノーゼが出てしまい、とてもかわいそうなことをしてしまいました。先生方がうまく処置してくれたおかげで、今ではおっぱいもたくさん飲み、とても元気で感謝の気持ちでいっぱいです。
前回は他の出産もなく、1人での入院で、先生も小松先生おひとりだったので、2人きりのクリスマスイブを過ごした思い出があります。今回はめぐみさんもいて、いくみさんも帰省されていて、たくさんサポートしていただきました。
私の次の日に出産されたSさんも、隣の部屋で仲良くしていただきました。うちは3人目で初めての男の子ですが、 Sさんも4人目で初めての男の子ということで、ご縁を感じました。お見舞いに来るお姉さん方もかわいかったです。
入院中、さらにお二人出産があり、とても賑やかな入院生活で楽しかったです。前回の出産のときにご縁があって“うちのごはん会”でよく集まっていたみんなも、久しぶりに集まってくれ、楽しいランチタイムを過ごしました。こんなに充実したマタニティライフ~入院生活まで過ごすことができて、私は本当に幸せです。 (T.Wさま 2019年 男の子出産 )
私らしいお産
「私らしいお産」をするために、自宅出産をサポートしてくれる助産師さんを探す中、とし子先生・めぐみさんと巡り会うことができました。
出産当日、赤ちゃんの頭が見えてきて、いよいよ本格的にいきまなければならない状態の時、あと少しのところでいきみきれず、次の陣痛でまた頑張ればいいと心身ともに本気で向き合えていなかった時、とし子先生から「まだもう一回いきめる!一回の陣痛を無駄にしちゃダメ!」と喝を入れていただきました。そうだ!一回一回の貴重な陣痛、途中で諦めず限界までいきむぞ!と自分の強い意志で陣痛と向き合うことができました。そうして気合の入った私がいきむたび、めぐみさんが「とても上手です!その調子です!」と、何度も褒めてくれたので、これで合ってるんだ!よし!次の陣痛も頑張るぞ!と思い、痛みで折れかけていた心が一気にやる気に満ちてきました。そんな、とし子先生とめぐみさんのおかげで、初産にも関わらず、3800gの大きな赤ちゃんを予想よりも短時間で、身体も傷つくことなく、出産することができました。本当に「私らしい最高のお産」を、自宅で夫と一緒に体験できました。(M.Tさま 2020年男の子出産)
出産という、神秘的で尊く、貴重な瞬間に立ち会えたことに深く感謝しております。妻と共に過ごした、妊娠がわかってから出産当日を迎えるまでの期間は「何をするかではなく、誰と するか」が、人生のいかなる場面でも、とても大切なポイントとなることを改めて学ばせてくれました。出産を経た今、「小松先生、めぐみさんとでなければ、こんなに幸せなお産にならなかった」と妻といつも話しています。小松先生、めぐみさんのおかげで、妻が妻らしく幸せなお産を迎え、息子が私たちの元に来てくれました。
私も父として、より私らしさを発揮し、ご縁ある方々の幸せに貢献し生きることで、恩返しして行きます。(Y.Tさま)